LP(ランディングページ)とは?
ランディングページとは、ネット上のチラシである!
ランディングページ、その略としてLP(エルピー)とも呼ばれますが、ランディングページとは一体な
んのことを指すのでしょうか?
正確な定義はなく、簡単にいうと、1ページで完結するチラシのようなものです。SNSや検索した際に
表示される広告をクリックすると出てくるページのことでもあります。というのも、ランディングペー
ジとは英語で「Landing Page」と書くので、その日本語訳として「着地するページ」を意味します。着
地ってなんのこと?と思ったかもしれませんが、広告などをクリックした際にユーザーが着地するWeb
ページと考えると理解できると思います。
ランディングページの目的は?
ランディングページの目的として、商品やサービスを持ってる会社が、その商品やサービスを多くの
ユーザーに見てもらい、実際に使ってもらうためにあります。会社によって、「商品の購入」や「資料
請求」など最終的な目的(これをコンバージョンと言います。)は違いますが、その目的を達成するた
めに作られたページです。
Webサイトは売りたい製品だけではなく、会社の説明や会社のブログなど、様々なページが閲覧できる
一方で、ランディングページは最終的な目的を達成するためのみのページとなってます。
LP制作の流れ
大まかな流れについて
まず、ランディングページ制作の大まかな流れについて説明します。
- 1 最終的な目的を決める
- 2 ターゲットの選定
- 3 商品に関する情報整理
- 4 参考にするランディングページを決める
- 5 LP制作会社に依頼
1 最終的な目的を決める
大前提ですが、売りたい商品や資料請求してほしいなどの、何を達成すべきかというのを決めなければ
なりません。何のためのランディングページなのか、そして、いくつコンバージョンを達成すべきかと
いう目標まで定まっていると、制作完成した後のLPの運用がしやすくなります。
2 ターゲットの選定
コンバージョンをどの層の人にして欲しいか決める必要があります。たくさんの人に刺さって欲しいか
らと欲張って日本人全員!などとターゲティングしてしまうと、かえって誰にも刺さらないランディン
グページになります。
例えば、化粧品であれば、女性の中でもどの層に使って欲しいのか、それ以外にもターゲット層はどん
なことに関心があってどんな生活をしているのか、などのより詳細なターゲットに関する理解がある
と、ターゲットに刺さる効果的なランディングページができるようになります。
3 商品に関する情報整理
ターゲット層が決まった後、自社の商品をどのように届けていくのかを考えることになります。そのた
めに、商品に関する情報を整理してください。
どんな情報を整理すれば良いのかについて説明すると
商品のメリット・特徴
商品の写真
顧客の声
商品の訴求
顧客の悩み
他の商品との差別化
価格
そして、最終的な目的
以上のような情報がランディングページを制作する際に必要な情報です。どれも、顧客にとって大事な
情報なので、抜けがないようにしておきましょう。この情報整理は、ランディングページ制作依頼の時
にヒアリングシートなどで
4 参考にするランディングページを決める
参考にするランディングページがないまま作っても、綺麗なランディングページを作ることは難しいで
しょう。制作会社に依頼する際も、デザインなどをどういう方向性で作るのかについて考えるときに必
要な作業です。
なので、ランディングページを作るときに、他社のランディングページを見てどれを参考にするか決め
ましょう。
参考にするサイトを見つけるときは「SANKOU!」や、「LP ARCHIVE」、「WebDesignClip」などが
有名です。
5 LP制作会社に依頼
以上のことが準備できたら制作会社に依頼しましょう。理想的なランディングページが制作のために、
LP制作会社と話し合う必要があります。
このとき、LP制作会社と言ってもたくさんあり、得意な分野が違ったりしますので、選ぶ際には注意し
てください。
最近は、ペライチなど簡易的なランディングページ制作ができるサービスもありますので、予算があま
りない場合などは、それらを使って自分で作成するのも良いでしょう。
予算やどのようなランディングページを作りたいかによって、どの制作会社に依頼すべきか異なってく
るので、以下で詳しく説明します。
LP制作にはどれくらい時間がかかる?
LP制作にかかる時間は、求める完成度によって変わってきます。先ほど述べた自分でランディングペー
ジが作成できるサービスを利用すると、1日でできないこともないのですが、確実に効果に繋げるラン
ディングページを制作する場合にはLP制作会社に依頼することが一番でしょう。
その場合、LP制作会社で、ワイヤーフレームといったWebページの設計図を作り、デザインも作り、そ
れらを実装するコードも書く必要があるので2ヶ月弱、最低でも1ヶ月は必要と考えた方が良いでしょ
う。
LP制作の相場は?
LP制作の相場は同じように、求める完成度によって変わってきます。LP制作会社にどこまでやってもら
うかで料金が変わります。
本格的なランディングページを作ろうとすると、最低でも20万円は必要になります。そこから、デザイ
ン制作の過程でより洗練されたものを作るために費用がかかったり、結果を左右するライティングも任
せるとなるとより費用はかかってきます。
相場をわかりやすく整理すると、
20万円前後 一般的なランディングページの最低限な形が出来上がる
30〜50万円 デザインやマーケティング面も考慮された効果につながるランディングページができる
80万円以上 ランディングページ制作以降の運用サポートやランディング制作の1〜4で述べた戦略的
な部分も丸ごとサポート、ランディングページに付随したサービスも手厚く保障あり。
このような費用感でイメージしてもらえると良いです。
LP制作時に考えるべきこと
ランディングページ制作でつまづきやすいことが、自分の思っていた姿と完成したランディングページ
にずれがあることです。その原因は制作会社の実力と、制作会社とどこまでイメージの共有ができてる
かによると思います。
後悔しない制作会社の選び方については別の記事で詳しく説明していますので、そちらも参考にしてい
ただければ幸いです。
制作会社と完成時のイメージの共有ができていると、認識のズレがなく、商品の魅力を最大化するLP
(ランディングページ)が出来上がります。
結果につながる、効果的なLP制作のためのコツ
効果的なランディングページを作るためには、消費者に好まれるデザインや、携帯で見たときにスムー
ズに確認できるためのコーディング、そして訴求軸も含めたマーケティング力が必要になってきます。
ランディングページが作れるからといって、このようなスキルを持ち合わせているLP制作会社はなかな
かありません。同じ値段でもどの会社に依頼するかで効果が全く変わってきたりするので、担当者とよ
く相談したり、過去の実績を確認することをお勧めします。
まとめ
ネット上で効率よく集客するにはランディングページは欠かせません。
ランディングページ制作は予算のかかる大事な選択なので、成果の出ないランディングページを制作す
る前に、効果的なランディングページ制作方法について理解しておきましょう!
他にもランディングページ制作についての記事がありますので、ぜひ読んでください!
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