採用でもう悩まない?RPOの業務内容を徹底解説

採用

人手不足を解消するための採用活動を実施している企業は少なくありません。しかし、採用活動を行っても、必要としている人材を採用できないなど思うように進まないケースがあります。

しかし、上手くRPOサービスを活用できれば採用活動の課題を解決できます。そこで、今回は、RPOのサービス内容と業務代行範囲にふれたうえで、選ぶ際のポイントや利用時の注意点についてみていきましょう。

RPOのサービス内容と業務代行範囲

PROのサービス内容と業務代行範囲について解説していきます。どのようなサービスなのかを具体的に知ることでより円滑なサービス利用が可能となります。

・採用計画
採用したい人物像の策定や採用計画の立案が可能です。また、採用活動を行う場合の予算案の作成や面接官の育成計画などを委託することもできます。

・採用集客
募集媒体の選定や発注などの管理業務を委託できるだけでなく、人材紹介会社との打ち合わせを代行してもらえます。また、インターンシップや会社説明会の企画・運営なども依頼できるため、スカウトメールの送付など、求人募集に関連する業務全般を委託することが可能です。

採用集客に関するノウハウがない企業でも、PROを利用することで集客力を高められます。

・応募者管理
応募者から送付された書類の管理や選定、応募者に対する各選考の合否結果通知業務、選考通過者との面接日程調整などの業務を委託できます。

例えば、以下のような場合は事務作業に時間がかかり、採用面接などの重要な業務に割ける時間が少なくなります。

・複数の選考や面接を同時進行している
・応募者が多数存在する
・人事部門の人手が不足している

しかし、RPOを活用できれば、人事部門の業務を大幅に効率化できるでしょう。

・選考~研修
RPOでは、書類選考や採用面接も代行してもらうことができます。面接官育成には時間やコストがかかってしまうため、効率良く採用活動を行うことができます。

しかし、面接で採用代行を導入する場合には、採用後にミスマッチを出さないために、依頼する企業との綿密な打ち合わせが必要です。場合によっては、内定通知後の連絡や入社前の研修の企画など、内定者に対するフォローについても代行を依頼できます。

RPOを選ぶ際の5つのポイント

RPOを選ぶ際に意識しておきたい5つのポイントをみていきます。

依頼する業務範囲

RPOは採用のプロであるため、依頼することで採用業務の効率化が図れます。しかし、依頼内容によっては費用が高くなるため、費用対効果を考慮することが大切です。

そのため、依頼する場合には自社で行える業務や行うべき業務、依頼したい業務を明確にしておく必要があります。また、業者によっては依頼できない業務があるため、契約前に依頼したい業務を行ってもらえるのか確認することがポイントといえるでしょう。

見積もり

RPOで依頼できる業務は細かく分かれています。そのため、依頼する内容が多ければ多いほど見積もりが複雑になりがちです。見積もりを明確にしていない場合、支払いを行う段階で想定を超える金額を請求される可能性があります。

トラブルを防ぐためにも、見積内容は紙やメールなど文書で残すことが大切です。

実績はどのくらいなのか

採用代行サービスを行っている業者の中には、HPなどで過去の実績を提示している企業があります。実績がない業者に依頼すると、採用活動が上手く行かないリスクが高くなるため、過去にどのような実績があるのかは必ず確認しましょう。

進捗確認を共有できるか

採用活動業者に依頼した後は、進捗の確認や情報共有が必要となります。進捗確認の方法を確認することがポイントとなります。また、長期間サービスを利用する場合は対面での打ち合わせの有無なども確認しておきましょう。

サービス内容がわかりやすいか

業者によって、提供しているサービス内容に違いがあります。そのため、自社の採用ルールに適したサービスを提供している業者を探さなければなりません。加えて、サービス内容が明示されている業者なのかどうか判断することが大切です。

RPOを利用する際の注意点

RPOを利用する場合はコストを抑えるためにも、必要な分野のみ委託することを意識しましょう。しかし、コストを抑えたいからとRPOを安さだけで選ぶと採用活動が失敗するリスクが高まってしまいます。そのため、業者の実績や信頼性、料金形態を客観的に評価することが大切です。

また、業者に任せきりにしてしまうと自社にノウハウが残らず、依存する形になってしまうため、主体的な姿勢を意識ましょう。

まとめ

RPOを利用することで、採用活動における自社の業務効率化と負担軽減につながります。しかし、依頼する業務範囲を明確にしていない場合、費用対効果が悪くなるケースも考えられます。加えて、実績のない業者に依頼してしまうと、採用活動が失敗してしまうリスクがあるため、注意が必要です。

RPOを利用する場合は、委託内容を予め検討したうえで実績と信頼性のある業者に依頼しましょう。

参考URL
https://hrnote.jp/contents/b-contents-7811/
https://www.persol-wd.co.jp/column/rpo.html
https://digireka-hr.jp/saiyou-rpo/#RPO-2
https://www.neo-career.co.jp/humanresource/knowhow/a-contents-rpo-saiyodaiko_ryokinhikaku_190828/
https://www.enworld.com/blog/2018/05/rpo-merit-demerit
https://bizreach.biz/media/19876/

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